小屋に水道を設置4

やっと小屋内部の作業に入ります。

寒い地域なので、水道管についてはなんらかの凍結対策が必要になります。

水道分岐箇所に設置した不当水抜栓の開閉のみでは、小屋に立ち上げた水道管内の水はうまく抜けません。

不当水抜栓を使用する場合以下の手順が必要になります。

使用する時 水栓を閉める→不凍栓を開ける

使用しない時(水を抜く時) 不凍栓を閉める→水栓を開ける

さすがに毎回こんなことをするのは面倒なので、水栓を操作することなく水抜き出来そうなものを見つけました。

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この吸気弁をこんな感じで

水栓付近に設置しておくと、不凍水抜栓を閉めると自動で空気を吸い込んで、水が抜けていくという仕組みです。

これでいこうかな、と思ったのですが、どうしても小屋の使用前後に不凍水抜栓を操作するというひと手間が気になったため、更に考えます。

となると凍結防止ヒーターしかありません。

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しかし、この手の一般的なヒーターは鋼管に使用するものであり、今回のようなHIVP管には使用できません。

(実際には使用できるかもしれないですが、製品説明にも金属管専用となっています。)

更に調べるとこんなものを発見しました。

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自己制御型凍結防止ヒーターというもので、配管の温度によってヒーター内部の抵抗を変えることで、ヒーター温度を調整するという感じでしょうか。

(まー、温度が上がりすぎないため樹脂管にも使用可能ということでしょうか)

この手のものを使用する前提で作業を進めることにします。
小屋下の露出部分にヒーターを巻く必要があるので、水道管飛び込み箇所にヒーター用の穴あけをしておきます。

そして、水道管の直近に穴あけをしようとしたところ、なんとドリルで思いっきり水道管をエグッてしまいました。

触視確認及び小屋下にスマホを入れて写真で確認したところ(狭くて目視できない)、水漏れに至るほどの傷ではないと判断し、作業を進めることに!

続いては、流し台下で排水管の位置調整するためのスペースが必要なため、高さ調整のため木材を加工していきます。

ルーターを使用してこんな感じに加工して

排水管を仮設置してみます。

水道管については、狭いスペースで振り回すために、45度エルボなどを駆使してこんな感じで壁内に収めていきます。

(壁内といってもしばらくは壁を貼らないと思うので、露出配管ですが・・)

屋外水道管敷設の際に、仮止めに使用したバルブを再利用し、水栓の手前に流用調整用に設置することにします。

バルブの一次側はテーパネジなので、シールテープを巻いて通常のねじ込みを行いました。

バルブの二次側はメカニカル接合用のGネジなので、変換金具を介してHIVP管と接続しています

このバルブを壁内に設置し、更に水栓接続用の継手を壁内で固定します。

排水管も勾配を調整しながら仮組みしています。

排水管の支持台の厚みを変えることで勾配を調整しています。

仮組みした排水管を取り外し、流し台からの排水ホースを受ける排水エルボを接着していきます。

位置調整しながら排水管も概ね設置完了です。

(小屋の床も張っておらず、今後流し台の位置などを調整する必要があるかもしれないと思い、小屋の排水管立ち上がり部分との接続は接着しておらず、支持材で押さえつける形にしておきました)

流し台設置前の配管が準備できました

 

いよいよ流し台の設置です。

流し台については、そのうちまた何らかの加工するという前提でシンプルで安価なものを中古で探すことにしました(新品は予算的に却下)

サイズは小さ目のほうがいいかなと思い(小屋内を圧迫するので)、横幅120 or 105cmのステンレスシンクをジモティーで探しました。(大きなものなので送料を節約するため直接引き取りに行きたかったので)

そうしたところ、我が家から10kmくらいのところにある解体屋?さんみたいなショップで幅120cmくらいのステンレスシンクが出品されていたので、購入することにしました。

なんとか我が家の愛車(フリード)にギリギリ乗せることができ、無事いえに到着

(このときの写真は取り忘れました)

そして、配管が通る箇所などの加工をします。

ここでもやっぱりグラインダーの出番です

写真は刃を交換する前のもののようです

配管スペースの他に、水栓の流量調整バルブを操作するための開口も開けておきます。

中古のため汚れもあったので、取付け前に、たわしでゴシゴシ擦ったり、奥まった箇所を洗浄機で高圧洗浄しました。

一応、排水トラップまでは付属していましたが、排水ホースは付いていなかったので、サイズを測っていざビバホームへ

排水径46mmというタイプのようです。

実際は切り売りのホースもあったので、ホース50cmと接続金物を購入しています。

(こういうパーツが充実していてほんと助かっています)

そして小屋内に流し台を移動して、排水ホースを接続します。

匂い防止のための、防臭キャップもホースと一緒に購入したので設置します。

バルブ操作のために背面に開けた開口もバッチリです

最後に水栓を配管にねじ込んで完成です。

掃除したときに外したドアをつけ忘れましたが、とりあえずとりあえず完成。

年末年始をはさみ3ヶ月以上かかりましたが念願の?水道が引けました。

これで水が飲み放題です(笑)

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