スマートスイッチ設置(テスト編)失敗

今回はスマートスイッチを小屋に設置したいと思い、製品を購入し動作試験を行いました。

(タイトルには失敗とありますが、これは私の認識不足によるもので商品の品質や不具合等によるものではありません。)

小屋の照明(厳密には小屋の外壁に設置)を外部から操作できると便利かなと思い、wifiを利用してスマホ操作できる製品を物色しました。

日本製の製品はあまりなく(あっても高い)、ほとんどが中国製品ぽいのでなるべく信頼性の高そうなものを探しました。

調べていくとSONOFFという製品が割と有名どころかなと思ったのですが、壁スイッチタイプの製品はなさそうでした。

そしてたどり着いたのはコチラ

LIVOLOという製品(結局は中国製品でしょうか?)

いろんなサイトで欧州などの技適を取得してあるような感じ(この辺あいまいです)で、他製品に比べると信頼性が高いと判断し、購入を決断。

(実はこの辺が失敗の始まりだったのですが・・)

購入したのはこちら

LIVOLO ホワイト3ギャング1 ウェイタッチスイッチで強化ガラスパネル-C503-11
1. 取り付けは非常に簡単です。取り付けには背面とサイドワイヤーを緩めて固定するだけです。 2. 【対応ランプ】: 白熱灯、蛍光灯、LED電球など、ほぼすべての負荷タイプに対応。 3. 問題があれば、お気軽にお問い合わせください。 24時間...

箱の中身はこんな感じ

とりあえずこのスイッチが寸法的に日本製のスイッチと交換できるのか検証してみます。

用意したのは一般的な木造住宅のスイッチを設置するときに壁内に設置されているボックスです。
こいつに収まれば(配線的に問題を除けば)とりあえず今あるスイッチと交換できることになります。

早速スイッチを分解していきます。

プレートの隙間にマイナスドライバを差し込んでちょっと力をいれると、

こんな感じで2つになります。

なんかスイッチ本体を分解したみたいになってしまっていますが、一応マニュアルどおりです。

(こんな感じの絵がかいてあります。)

そして分解したスイッチを先ほど用意したスイッチボックスに納めてみると・・・

ピッタリです。

とりあえず物理的には収まることが確認できました。

それではいよいよ本題の配線になります。
まだ小屋内の準備ができていないので、あくまで試験です。

とりあえず日本語のおかしい取り扱い説明書の中の配線図を確認すると・・

「あれっ、ちょっと思ってたのと違うぞ」

wifiを利用してスイッチをオンオフするには100Vの2極(LとN)が必要なはずが、このスイッチには、L極のインとアウトしかない!

(逆に言えば、日本製の一般的な片切スイッチと単純に交換できるということですが(技適の問題はありますが))

この構造だと照明OFF時は、電源がスイッチに供給されないため、外部からの信号をうけとることはできないのでは?

疑問はあったのですが、おそらく照明ON時にスイッチに内蔵している蓄電池に貯めているのだろうと勝手な推測(期待)をし、スイッチの試験を続けます。

ホームセンターに行き、コンセントプラグのプラスとマイナス、コードと端子台などを買ってきました。

これらの部材を組み合わせてスイッチ試験装置(笑)を制作しました。

通常極性を気にしながらコンセントを挿入することはないと思いますが、今回はスイッチ側をL極に接続しなければならないので、配線やコンセントプラグに印をして間違えないようにしています。

(ちなみに、一般家庭のコンセントは穴の短い方がL極、長い方がN極になっているはずです。)

スイッチの裏側はこんな感じ

右からL、L1、L2、L3となっており、今回はLとL2に接続してあります。

(Lは電源側、L1~L3は負荷側に接続)

端子台はこんな感じです

一部、配線むき出しになっているので、試験時は要注意です(笑)

あとは、コンセントタイプの照明をどれにするかと探したのですが、意外と手ごろなものが無く、こんなものになりました。

コンセントに接続して、いざ点灯っ

・・・

点灯しません・・・

う~~ん。

先にwifi設定が必要なのかも、と思いスマートスイッチが連携できそうなアプリをインストールしました。

SmartLifeやeWeLinkなどのアプリで連携させようと思い、デバイスの自動スキャン

・・・

検出せず。

やはり…( = =) トオイメ目

なんとなく気づいていたような、いなかったような。

この製品はwifi対応ではない!!!!!!

更によく調べると、専用のリモコンでも操作できるようです。

しかし、リモコンはないとしても、スイッチ本体で点灯できないのはおかしい。

アマゾンで購入したので、ダメ元で不具合報告をしようかとも思ったのですが、もう一度よく考えてみることにします。

今回の試験装置にダメなところはなかったのか?

照明器具が実際に部屋に設置するものと比較すると、明らかに小さく消費電力が小さい。
う~~ん・・ちょっとあやしい。

別の照明をさがしてみると・・

ありました!!

40Wの白熱電球なので、一般的な照明と言えるレベルです。

こちらで再度試験点灯。

おお~~

灯きました。

結論

本商品はwifi対応ではないため、私の目的とは合致せず、残念ながらお蔵入りでしょうか。

しかし、製品自体は片切スイッチ同様の構造であり、寸法的にも既存のスイッチとそのまま交換可能なため、デザインや専用リモコンによる遠隔操作が目的であれば十分購入の価値はあるかと思います。

 スマートスイッチ設置(テスト編)リベンジ

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