小屋のウッドデッキを作る(基礎編)

小休止していた小屋作業。

ちょっとしたウッドデッキを作成したいと思います。

外壁作業が終了した後、放置状態でした。

とりあえず図面を書きます。

元々イメージはあったので、外壁との接続箇所は補強してあります。

細かい部分は修正しながらになると思いますが^_^

最初は丁張をするためのレベル出しを行います。

小屋作業の基礎は全て細い透明なホースを使った水盛りという方法で行っていました。

しかし先日ついに購入しました。

レーザーレベルです。

安い製品ですが、結果的に十分かなと思っています。

小屋の床として貼ってある合板のレベルをウッドデッキの床レベルにします。

(小屋の床は今後何か貼る予定なのでこのレベルより上がってくる予定なので)

杭を打って、レーザーレベルの位置に印を付けます。

(杭はウッドデッキの端部から500mm程度離れた位置に打ちました。)

この印の位置に野地板を貼ります。

これで水平レベルは出たので、続いて基準となる水糸の位置を出していきます。

この作業が地味ですがとても重要で、きちんとしないと作業をしづらいだけでなく、歪んだものになってしまいます。

直角を出すためには、縦横の長さに対して対角の長さを三平方の定理で出しておき、長さの確認と水糸の位置の調整を繰り返して正確な直角を出しています。(分かりづらくて申し訳ないです)

三平方の定理

対角の長さの2乗=縦の長さの2乗+横の長さの2乗

なんとか水糸を貼り終えて、続いて基礎設置です。

小屋側については小屋のネダにウッドデッキのネダを固定するため、コンクリート基礎の設置は小屋の反対側の5箇所です。

およそ910mmピッチ(ネダ455mmピッチの1本おき)での設置となります。

両端は柱を固定するため固定金具付きの基礎を購入しました。

この時一度掘削を始めたのですか、思ったより基礎が地面に埋まりすぎてしまったため、(画像は掘削途中)図面を含み修正しました。

基礎の天端レベルをウッドデッキ床-150mmとすることにしました。

両端以外の3箇所は、余っていたセメントと砂と(購入した)砕石で節約して自作しました。

とりあえず合板で型枠作成(こちらも余り物)

コンクリートの配合は、(資料によって違いますが)セメント : 砂 : 砕石=1 : 2 : 3 程度のようですが、この割合だと砕石がなかなか混ざってくれないので(手作業の限界でしょうか) 1 : 2 : 2程度としました。

セメントが10キロぐらいあったので、購入した20キロの砂と砕石で作りました。

持っているトロ船だとこの量が限界です。

棒で突きながらコンクリートを入れていきます。

1週間後、型枠を外します。

結構、突きながら作業したつもりだったのですが、ジャンカ(コンクリートがうまく行き届かないところ)があります。

砕石が邪魔をするため、モルタルより打設しづらいようです。

比較的きれいな面が表になるようにして、上面と表面のみグラインダーで面取りしました。

再び基礎づくりです。

基礎下の構成を図示します。

基準線に合わせて掘削していきます。

モルタル10〜15mmで基礎レベルを調整しています。

基礎天端は一応、基準高さ(ウッドデッキ仕上げ面)ー150mmにしました。

高さは最終的にネダで調整していくので、2〜3mmは許容範囲としますが、基礎の水平レベルはきちんととっておかないと後の作業がしにくくなると思います。

画像のような治具を作成し、根太の中心が基準線(水糸)に合うように基礎下の砕石を転圧します。

5か所分の砕石を転圧しました。

続いてモルタルで基礎を固定していきます。

モルタルを基礎下に入れて、上からコンクリート基礎の位置、高さ及び水平レベルをみながら押さえつけていきます。

両端の基礎は根太の端部に水糸を合わせています。

水平レベルは、位置や高さ以上に優先してしっかり調整しています。

5か所分の基礎が完成しました。

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