庭の一部をレンガ敷きします

ヒメイワダレソウに埋め尽くされた我が家の庭。

画像ではちょうどいい感じですが、これからの時期ヒメイワダレソウの繁殖力との戦いがはじまります。

草むしりの作業範囲を少し減らしたかったのでウッドデッキ前を一部レンガ敷きにしたいと思います。

とりあえずウッドデッキ前のヤマボウシの周りにレンガを並べて完成形をイメージします。

高さの基準となる丁張り(野地板)を並べて、杭を打ちます。

この後掘削を行っていくわけですが、その前にレンガの下地作りをどうするか検討します。

1.砕石+バサモル+レンガ

2.バサモル+レンガ

3.レンガのみ

砕石やバサモルの厚みをどの程度にするかを合わせて検討します。

車が乗る部分であれば1の方法で砕石が必要になってくると思いますが、今回の施工箇所は車が乗る可能性はないので、砕石は選択肢から排除します。

3のレンガのみというのは、人が乗らない箇所で20~30個のレンガを化粧的に並べる程度であればよいと思うのですが、人が乗りある程度のレベル調整をしたいのであればバサモルでレベル調整をしたほうが楽です。(元の地盤でレベル調整するのは結構難しいと思うので)

下の画像は下地調整なしでそのままレンガを敷いたところです。

今回は、2のバサモル+レンガという組み合わせにします。

画像の砂と書いてあるのはバサモルです。

(実際の仕上がり面はバサモルが沈み、想定より2〜3mm低くなってしまいました。バサモルは転圧するわけではないので考えれば当たり前ですね。今回は支障のない場所だったのですが、レベルを合わせなければならないものがある場合は注意が必要です)

レベル調整だけが目的のため、バサモルを節約して15mmで計画したのですが、治具を作るときに間違えて20mmになってしまいました。結果として20mmでよかったような気がします。

自分メモです。読み飛ばしてください。(自分の治具だと地盤掘削時に想定仕上げ面よりー0~5mm程度となるため、実際のバサモルは20~25mm程度必要となったはずだが、計算したほどバサモルを使用しなかった。空壁があるためとも考えたが、最終的には転圧され空壁もなくなるような気がするのだが? 想定(砂20kg+モルタル7kgで1m2×13mm程度)→1m2で20kgの砂2袋近く必要と思ったが→実際(砂20kgで1.5~2.0m2程度施工できた感じ) 
別の角度からも一枚。

画像手前の積んであるレンガはモルタル等で固定しておらず文字通り積んであるだけです。

この日のために半年ほど前に購入したレンガです。この後庭に下ろして放置してありました。

1個90円くらいの安いレンガです。400個購入して、画像は半分の200個です。

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(こんなアンティークレンガを使用したいですが、予算が・・・)

この後下地づくりとして、レベルを出しながらの土の掘削、転圧、そしてバサモル敷き、レンガ敷きと続いていくわけですが、全く写真が撮れていません(^^;

なので、下地づくりの作業の中で特に重要と思うことを列記しておきます。

一つ目は下地の転圧です。今回は砕石を使用していないので、掘削地盤の転圧のみになりますが、これが非常に重要です。(車が乗る場合の砕石の転圧は更に重要)

結構体力を使う作業なのですが、この作業を怠ると後でレンガが沈んだりして見栄えの悪いものなってしまいます。

これはお手製のタンパで7~8年前に不要になった木材をリサイクルする形で作成しました。(アパートに住んでいた時に使用していたカーテンレールが取っ手となって活躍しています)

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感想(3件)

二つ目は設定したレベルどおりに地盤やバサモルを敷けるかです。

せっかく正確に丁張りでレベル出しをしても、施工時にこれが狂ってしまっては元も子もありません。

いろいろな本に書いてあるように丁張りに水糸を張って定規などで測りながら施工していくのがセオリーなのだと思いますが、なかなか難しいです。

そのため私はこのような治具を使用しています。

長い棒に合板を張り付けただけのものです。丁張りから仕上げたいレベル面までの長さを計算して合板を張り付けます。

丁張りの上に棒を引っ掛けてスライドさせていくと、現状と仕上げたいレベルとの差が一目瞭然で分かります。

バサモルを敷き詰める時は、これを使用するだけでレベルがほぼ完璧にとれるので私のレンガ敷き必須アイテムです。

ここまでしておけば最後のレンガは並べて隣同士のレンガの凹凸を見ながらゴムハンマーでトントンしてやるだけです。

あくまで管理人の施工方法なので責任は持てませんが・・・

そして今回の施工範囲の半分のレンガを敷き終わりました。

レンガの並べ方は色々あるようですか、今回はヘリンボーンという並べ方で敷きました。

そしてほうきなどで硅砂を目地に詰めます。

ホースで水を撒いて目地の奥まで硅砂を流し込んで、そして硅砂をまた撒いて・・・

何日かして硅砂が沈んでいるようならまた足していくといいと思います。

残りの半分は枕木とレンガを隙間を作りながら敷いていきます。

最初に枕木の位置を決めます。

もともと埋めてあった枕木ですが、レベル調整のため、一度掘り出して再度埋めます。

枕木の仕上げレベルはレンガより10mm程度高くなるようにします。

(隙間に緑(主としてはヒメイワダレソウ)に入れようと思っているため同じレベルだとすぐに埋もれてしまいそうなので)

丁張りとして使用している野地板の幅が90mmのため、丁張り下端がちょうど枕木の仕上がりレベルとなるため、画像のように丁張りの下端部に水糸を張って(同時に位置調整もしています)、この水糸に合わせるように枕木を埋めていきます。

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(メンテナンスを考えるとコンクリート製も捨てがたいです)

枕木を埋め終わったら、最初に敷いたレンガのレベルに合わせて(丁張りから10mm下がり)レンガも敷いていきます。

この際も前述のレベル調整用の治具を使用して(枕木があるので使いにくですが)バサモルを敷いていきます。

ただし今回は画像のようにかなり隙間を開けたことで簡単にレンガが動いてしまいそうなので、隙間にもバサモルをレンガ厚みの半分ほど入れて更に水をかけて固めながらレンガを敷きました。

(モルタル等で固定するとあとでレンガを外したり、レンガ以外のものに替えたくなった時に面倒になるので、なるべくモルタル状態にはしていなのですが今回は固めてしまいました。)

水がかかっているので、枕木が瑞々しいですが、本当はもっとくすんでいますw

外しておいたウッドデッキ階段下もレンガを敷いて、階段を戻しました。

この後、土で埋め戻した直後の写真は撮り忘れましたので、2ヶ月程度経過後の状態です。

ちょっと手入れができていませんが、いい感じに仕上がりました。

 了

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