前回までに水栓柱の設置、給水管接続まで完了し、いよいよ排水管の接続を行えば完成です。
排水は近くにある雨水管に接続しています。
雨水桝の穴あけ
水栓柱立ち上げ箇所から1m位のところに雨水管点検用の雨水桝があります。
配管途中を分岐するよりも雨水桝の立ち上がり管にあなを開けて配管を突っ込む方が簡単にできそうなので、桝の横を掘削します。
穴あけはホールソウで行います。(木工用ですが)
配管を直接入れるだけだと固定が弱いので、ゴムパッキンのようなものが必要かと思い調べたらいいものがありました。
近くのホームセンターで見つけたのですが、大きさが50φで今回予定している40φよりも大きいサイズのものしかありませんでした。
ということで、切断して大きさを合わせることにします。
40φのVU管に合わせながら切断しました。
先ほどホールソウで開けた穴は若干小さめなので、ジグソーで穴を大きくします。(もちろん木工用ww)
(あまり高いものではないですが、いろいろな場面で活躍しています。私のもっているものと同じものです)
最初は歯の細い手のこぎりでチャレンジしたのですが、無理でした。
うまく穴を広げることができたので先ほどの切断したゴムパッキンを入れてみます。
なかなかうまく納まりました。
排水管(VU管)工事
雨水桝の開口部に仮に排水管を挿入しましたが、ほどよく固定されて丁度いい感じです。
屋外水栓の真下まで配管できるようにVU管を組んでいきます。
配管をまっすぐ切るために紙を巻いてマジックなどで印をつけます。
配管切断後に、今度は継手への差し込み長さ分の目印となる標線も書きます。
VU管の差し込みは22mmとなりますので端部から22mmの位置に標線を書きます。
この線まで接着剤を塗り、一気に継手に差し込みます。
これを繰り返して配管を組んでしまいます。
この組んだ配管を高さを調整しながら雨水管に差し込みます。
排水管なので勾配をつけておきます。
勾配は雨水管の場合は逆勾配でもなければ問題ないと思いますが、今回は1cm程度です。
(計算すると1/50程度でしょうか)
配管を転圧しながら埋めていきます。
元のレベルまで埋め戻して、防草シートを敷いて砂利を敷き戻します。
タイルシンク設置・完成
最後は自作のタイルシンクを設置します。(置いているだけです)
タイルシンクの排水口と排水ホースを接続します。
排水ホースを延長した排水立ち上げ管に差し込みます。
水を出して、給水と排水状況の最終チェックを行います。
ようやく完成しました。
タイルシンクの製作から数えると2か月以上かかりました。
細かい部分では反省もありますが、全体評価として大成功だと思っています。
そのうち下の砕石敷をなんとかしたいと思いますが、とりあえず今回の屋外水栓設置作業は完了です。
おしまい