井戸水の水質検査をしてみました→(結果)水道水レベルの水質だった

家の建設時に購入した土地には井戸が設置してあり、庭の水栓にはその井戸水を使用しています。

飲用に使用してはいないのですが、何かの時に活用できるように井戸水の水質は知っておきたいと以前から思っていたので、今回は水質検査をしたいと思います。

水質検査ってどこでできるの?費用は?

実際に水質検査ってどこで行っているのか保健所のサイトを確認したところ、以前は保健所でも行っていたようですが(有料だと思いますが)、現在は廃止になっており、民間の水質検査機関が載っていました。

近くの検査機関に連絡し、検査項目や費用、そして手順などを確認しました。

検査項目

個人の飲用井戸に対する法的な強制力はなく、各自治体が安全のために定期検査などを推奨しているのが実情です。

色々な自治体のサイトで確認できる、一般的な定期検査項目は以下の11項目です。

一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物、ph値、味、臭気、色度、濁度

これに以下の3項目をプラスして14項目の水質検査をすることになりました。
(飲用井戸において今回の検査機関が通常推奨している内容みたいです)

 鉄及びその化合物、カルシウム・マグネシウム等 、電気伝導率

(電気伝導率だけはそもそも水道法の項目に無く、最もオーソドックスなのは13項目検査のようです)

検査費用

先ほどの14項目の水質検査で11,000円(税込み)でした。
おおよそ相場ぐらいの金額ではないかと思っています。

検査の手順

検査機関に行って井戸水採取用の容器を受け取り(大小容器を3個)

→ 自宅の屋外水栓から井戸水を採取

→ 採取した容器を検査機関に持ち込む

→ 後日、検査結果が届く

ざっとこんな感じです。

井戸水の採取・持ち込み

採取日当日に、容器を検査機関に受け取りに行き、自宅に戻って容器に井戸水を採取します。

実際に採取した時の画像は撮り忘れていてありません<(_ _)>

採取時の注意事項なども説明してもらいましたが、大きくは2点です。

  • 採取前に水を3分間程度(管路長にもよると思いますが)、流しっぱなしにすること。
  • 採取する容器の口周囲に手などを触れないこと。

井戸水を採取した容器は、すぐに検査機関に持ち込むようにします。

この時に支払いをして、担当者から10日間程度で検査結果が郵送されると説明を受けました。

検査結果がきました

1週間ぐらいして、検査結果が到着しました。

どれも基準値を満たしており、飲用水としても問題ない良好な水であることが確認できました。

特に一般細菌が0というのは、もはや水道水レベルではないかと。
とにかく嬉しい結果ではありました。

各項目についての説明書きも同封されていました。

電気伝導率についての説明はありませんでしたが、他の項目とは違い、含まれている物質の種類を限定できないが、総合的な汚染度の指標として用いられるもののようです。
176という数値も、幅はあるものの一般的な井戸水の数値ではないかと思います。

まとめ

今回は非常にうれしい結果となったのですが、実は以前からこの井戸はそれなりの水質は確保されているのではという期待はありました。

理由は設置されていたポンプが深井戸用だったことです。
一度ポンプが故障して交換しているのですが、その時にこのポンプが深井戸用だということを知りました。
つまり、この井戸の深さは8m以上あり、その分地表面からの汚染水の影響を受けにくいはずだからです。
とはいっても、あくまで期待だったので、今回の検査により水質がはっきり分かったことは大きな収穫です。

これで断水がおきても、安心して井戸水を使用することができそうです。

 おしまい。

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