スキーバイスを自作してみた

前回、スキーバイス無しの最低限の道具で、エッジ研磨にチャレンジしました。

今の道具だけでもなんとかなることが分かったのですが、効率的に作業するにはバイスは必須なのかなと感じました。

スキーバイス自作決定

ネット検索すると、最安値でも6,000円という感じですが、自作している人も結構いたので、これは自作かなと。

HOP! スキーバイス
HOP! スキーバイス 汚れ錆びのあるアウトレット品です。 スキーの滑走面、及びサイドエッジのチューンナップ、 ワクシングの際、スキーを 確実にホールドし、作業効率と正確性を高めます。 スキーを乗せる台座には特殊ゴ ムを使用しており、また、...

中でも安くできそうなのは、やはり木材ベースでしょうか。

こんな感じで固定できるようにすれば、なんとかなるのかな?

近所のビバホームで滑り止めに使えそうなゴム材をゲット!

東京防音 天然ゴム 発泡スポンジ板(粘着付) NS-300 300mm×300mm×厚5mm 1枚
天然ゴム発泡の為、弾性、耐摩耗性、耐寒性、引張強度に優れ、動的発熱が小さいとされます。

材料はこんな感じです。
1×6材をベースに、2×6を受け台にします。

サイドエッジを研磨する時に、スキー板を縦固定するための溝を作ります。

滑り止め用にゴム材を貼って(裏シール有り)、剝がれないように端部をビニルテープで補強。

接着面を木工ボンドで軽く固定した後、ビス止めします。

実際にスキー板をセットしてみます。
なかなかいい感じ笑

持っている4組のスキー板がセットできるように、位置調整をしながら、ネジヒートン(丸形の留め具)を取り付けます。

サイドエッジ研磨時は左右で反対になるので、全部で金具は3個付けています。

こんな感じでスキー板を固定。

これで作業していたのですが、滑り止めが無い縦固定時に、板が滑ってしまうことがあったので、L字金具を設置し、クランプで固定できるようにしました。

完成~

この自作バイスを、作業台などに固定することで更に安定感アップ。
今回はこんな感じで固定しています。

ボーダーカッターの代用

前回作業時のもう一つの検討事項であった、ボーダーカッター。

TOKO(トコ) スキー チューニング サイドウォールプランナー 5549832
サイドエッジのビベリング研磨前に必要なボーダーカッターです。 様々なスキーのボーダーを効率よくカットする為の超硬刃位置調整が可能です。

専用カッター刃を購入して自作するかなど、結構悩んだのですが、最終的には古くなった剪定ハサミを利用することにしました。

削るときの角度が重要で、画像のように手前に傾けることにより(45°くらいかな)、安定して削れることが分かりました。
(刃物とってよい角度とは言えないので、この角度で削ると発想に至らず時間がかかったのですが、100円ショップの安物で全く問題なし)
更に剪定ハサミのR形状の刃先が、ボーダー部にジャストフィットします。

線状の切りくずが、安定して削れている証です笑

参考に、前回使用の即席ボーダーカッターがコレ

刃先の調整がちょっと面倒な上、削る量も、今回の剪定ハサミに比べると大分少ないです。

まとめ

市販品のスキーバイスには敵わないと思いますが、ファミリースキーのみの私にとって、このスキーバイスで全く問題なさそうです。

今回は、家にあった木材を使用しているため、滑り止めのゴム材のみ購入でしたが、木材から購入したとしても、1500~2000円程度で済むのではないでしょうか。

スキー場開きが待ち遠しいです笑

 おしまい

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