初めてのエアコン設置DIY|室内機設置編

初めてのエアコン設置にあたり、工具の購入電源の移設など、事前準備があったのですが、いよいよエアコンを始めていこうと思います。

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エアコン購入

ビバホームで安く売っていたエアコンを購入することに。
型落ちになりますが、スペックを見ても新型とほとんど変わりません。
東芝のRAS-2212ATMという商品です。

車に積んでいる時に、カートを運ぶ店のおじさん(以下、店)が、声をかけてきた際のやり取り
店「自分でつけるんですか?」
私「そうです」
店「あっ、プロの方ですか」
私「・・そんな感じです・・」
嘘をついてしまいました。
初挑戦ですとは言えませんでした。笑

壁穴あけ作業

室内機はここに設置します。
電源は下がり壁の向こう側に移設済です。

最初は、冷媒管を通すための穴あけ作業です。

E-Value 木工用ホールソー 7枚刃 20mm
これ一つで7サイズの穴あけができる 【用途】 ベニヤ・コンパネ・木板等への穴あけ作業 【特徴】 ・ボディは肉厚があり、補強リブ付きで耐久性が抜群 ・切れ味の良い日本製のブレードを採用 【注意事項】 ※インパクトドライバーでのご使用はおやめ下さい。 ※刃部やボディが破損する恐れがあります。 ※正回転(右回転)専用、逆回転...

手持ちの安いホールソー使用です。

壁の下地があることは分かっていたのですが、エアコン左側が壁ギリギリだったので、どうしてもこの位置に穴あけが必要になりました。

苦労しながら下地材も切断しました。

エアコンスリーブが入るように穴の大きさを調整します。

65φのエアコンスリーブだったので、手持ちのホールソーで最大の64mmを使用したのですが、スリーブが納まるまで、かなり周囲を削る必要がありました。

次は、外壁部分です。
穴あけ位置は、壁付のパイプファンの横になります。

ドレン管の勾配を考えながら、穴あけ位置を決めていきます。
ドレンホースだとキッチリ勾配がとれるわけではないので、余裕をもって1/10くらいの勾配にしています。

室内側のボードはホールソーで簡単に開けることができるのですが、屋外側は塗り壁(ジョリパッド)の下地モルタルがあるため、安い木工用のホールソーで穴あけするのは無理です。

どうしたかというと、細いドリルでスリーブ内周に沿って、たくさん穴を開けます。

外から見るとこんな感じになり、あとは細い刃ののこぎりで、無理やり穴を開けていきます。

やすりなども使用しながら、なんとかスリーブを入れられる大きさになりました。

スリーブを壁の厚みに合わせて切断します。

外壁側は、スリーブ回りにコーキングで防水処理をする必要があるため、一回り大きめに開口部を調整しています。

コーキングでしっかり防水処理を行います。

内壁部分も同様にスリーブを設置しました。

エアコンの裏側がこんな感じで、ちょっと、ボードが欠けてしまいましたが、とりあえず問題はなさそうです。
ちなみにコンセントは、エアコン設置壁の裏側に設置することで、部屋側からは見えないようにしています。

室内機据え付け

位置出しして、付属の据付板を壁に取り付けます。
下地がある箇所2か所と、ボード用アンカー4か所の、合計6か所を固定しました。

エアコン固定用の爪を、確認用に画像に残しておきます。
(時間が経つと忘れてしまうので)

エアコンの冷媒管を起こして、壁貫通箇所に差し込みやすいように、ビニルテープを巻いてまとめておきます。

スリーブに電源線を先に通しておいて、室内機設置の準備完了です。
電源線は本来2.0mm-3Cを使用するのですが、購入するのももったいなかったので、余っていた2Cケーブルを2本使用することにしました。

エアコンを持ち上げて、冷媒管をスリーブに通したあと、エアコン本体を据付板に引っ掛けて設置します。

室外機と電源線が接続させていませんが、先に接続した方が作業は楽だったと思います。

裏側はこんな感じ。
ひとまず室内機は取付完了です。

冷媒管作業

ビバホームで購入した冷媒管4mのセットです。
端部はフレアー加工済のため、フレアーツールは不要です。
室内配管が1m程度あるので、これがちょうどいい長さだと思います。

ドレン管は3mしかないようなので、ぎりぎりかもしれません。

冷媒管を伸ばして、屋外から差し込んでいきます。

そしてフレアー配管の接続です。
手締めでできるだけ締めたあと、マーキングしてから工具で締め付けます。

トルクレンチが欲しかったのですが、安く済ませるため考えた末に購入したのは荷物用のはかり。
モンキーレンチと組み合わせて、簡易トルクレンチ完成です。

苦労しながら一応フレアー接続を完了したのですが、きちんと締め付けできたのか不安になり、このあとトルクレンチを購入しています。
こちらでもう少し詳細を紹介しています。

室内側の作業完了ということで、屋外配管の養生をして、この日の作業は終了しました。

  室外機設置~真空引き~試運転に続く

ちなみに、屋外の立下り部分で購入したチューブベンダーを使用しようとしたのですが、室内側の冷媒管を先に接続してしまったので、出番がありませんでした。
(壁ギリギリに曲がりをつくりたいので、工具がセットできませんでした)

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