情報分電盤の自作|スイッチングハブを1Gbpsに更新

前回ハブが1Gbpsに対応していないことが判明したため、ハブを更新することにします。
そして、この機会にLAN配線をスッキリするために、情報分電盤を自作したいと思います。

現状のルーター及びハブ回り

ハブは今は無きNationalのマルチメディアボックスに収納されています。

床に転がっていたルーターや配線に見かねた嫁さんが、マガジンボックスに収納しています。

マルチメディアボックスを開けるとこんな感じでハブや情報配線がぎっしり詰め込まれています。

このボックス内で、ハブを更新するのはちょっと難しそうので、思い切って大きめの情報盤を自作して、ルーターや配線ともどもスッキリ収納を目指します。

新しいハブはtp-linkのTL-SG108

購入したのはこちら

TP-Link 8ポート スイッチングハブ ギガビット 金属筐体 設定不要 ライフタイム保証 LS108G
LS108G

電源アダプタ内蔵式の方がスッキリしてよかったのですが、予算の都合で外部アダプタに。

開封してみると、電源アダプタは思ったよりはコンパクトで、それほど邪魔にはならなそうです。

情報分電盤の製作

ルーター(ONUとHUBが一体になったもので、正確にはホームゲートウェイというらしい)も一緒に収納したかったので、寸法は最低でも45~60cm程度はほしいところ。
(今ついているものは30cm弱です)

既成の情報盤は、大きいものになってくると、とてつもない金額で買えたもんではありません。
ということで、放熱性能は低くなりますが、コスト重視で外枠は木製に決定。
扉は内部の状況が確認できるように、透明なものを検討。

更新イメージ

図面を書いて実際に収まりそうな大きさをイメージします。

材料購入

そして揃えた購入した材料は次のとおり
・枠用としてSPF1×4(家にあった)
・機器取付基板としてべニア板450*600*9t
・扉としてアクリル板450*600*3t

外枠作成

扉の取付方法については、溝を作って横にスライドさせる引き戸方式にすることに。

外枠になる1×4材を切断後、トリマーで溝づくり。
持っているビットだと最小でも5mm程度の幅の溝になり、3mmのアクリル板に対して遊びが大きすぎるのですが、このためだけにビットを購入するわけにもいかず、このまま作業開始。

溝切りした外枠材を固定

左側からアクリル板を挿入確認。
アクリル板の切断をしなくて済むように外枠の大きさを調整しています。

養生シートがついているため分かりづらいですが、透明なアクリル板です

機器取付基板作成

9mmのべニア板をさきほど作成した外枠に合うように切断したあと、現地で配線穴の寸法どりを行います。

ジグソーで切り抜いて、材料加工は完了です。

組み立て&配線作業

現地作業開始です。

ハブを取り外します。

今回の作業のキッカケとなった1Gbps非対応のスイッチングハブ

配線に注意しながら既存の情報盤を取り外していきます。

既存は情報盤~ルーター間の配線が見えないように、壁内を配線されていたのですが、この配線は全て情報盤内で処理したいので、既存の壁内配線は撤去します。

壁内配線の撤去には、コンセントの取り外し再取付も必要でした。(コンセントの取り外しは工事士免許が必要ですよ)

その後、ベニヤ板で作成した情報基板を壁に取り付けます。

外枠を取り付けて、ルーターの位置決めをしていきます。

既存の情報盤内に入っていた電話用接続機器を取り付け、電源アダプタや光ケーブルを含めた配線類も納めていきます。

苦労したのは、各室に送りだしているLANケーブル。
意外とクセがついており、何回かハブの位置を修正しながら、取付位置を決定しています。

いい感じに納まってきました。

配線用に大きな壁穴が空いていたので、余っていた保温材で埋めておきました。
(ちょっと見苦しいですが・・)

最後はアクリ扉を取り付けて、スケルトンな情報盤の完成です。

どうでしょうか。
透明な扉が未来的な?感じで良い雰囲気になったと思います。 

この後、回線のスピードテストをしましたが、無事1GBbpsのハブの能力確認もできました。
実際には有線で400Mbps程度が限界な感じですが。

自作の情報分電盤、無事完成です。

  おしまい

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