ウッドデッキの屋根を作成していきます。
最初に梁に乗せる垂木に切り込みを入れていきます。
垂木は455mmピッチとするため、計9本をまとめて加工していきます。
画像のようにまとめて固定し、丸ノコで切り込んでいきます。
切り込んだ箇所をノミで切り落として、更に塗装していきます。
塗装は木材用の下地剤+ウレタン塗料2回塗りとしています。
この辺の写真撮り忘れています(;^_^A
塗装が乾いたら、梁に乗せていきます。
梁との固定は金具を使用しするか迷ったのですが、垂木の上部から穴あけし(40mm位)長めのビスで固定することにしました。
後で考えると切り込みも入れたので、斜めからのビス止めでも十分だったかもしれません。
垂木が完成したので、次は屋根材を固定するための横桟を加工していきます。
ウッドデッキ作成前から屋根材についても色々悩みましたが、光が入ってくるように透明なポリカーボネート波板にすることにしました。
波板のため縦方向の垂木に固定することはできないので、横桟が必要になります。
横桟は2×4材を半分に切ったものを使用します。
垂木同様に切り込みを入れて塗装をします。
横桟を垂木に固定していきます。
こちらも450mm程度の間隔で固定しています。
(3本しかないので、デッキ奥行きで適当に按分してしているだけです)
横桟は垂木と違い厚みはないので、直接上からビス止めのみです。
(ただし屋根材は風の影響も最も受けやすい箇所なので、長めのビスでの施工をお勧めします。今回は90mmを使用しています)
接続部はこんな感じ。
屋根材を張る前に、最終的に柱・梁の垂直を確認し、筋交いを設置します。
あまり大きなウッドデッキではないので、垂木などで固定されあまり意味はないかもしれないのですが、意匠的にもそれっぽくなるので一応設置しておきます。
加工し、塗装したものです。
45度になるように加工し、設置しました。
それっぽくなりました。( ´∀` )
最後は屋根材です。
ポリカーボネート波板での作成です。
奥行き寸法が1m程度必要なため、6尺(1820mm)だと中途半場に余ってしまうため、7尺のものを購入し、切断しています。
幅方向の規格値は655mmですが、重ねを2山半(80mm)とるので、働き幅は575mmとなります。
ウッドデッキの幅が3640mmなので、3640/575=6.3枚となり、7枚必要になります。
何で切断すればよいのかわからなかったので、とりあえず丸ノコで切断してみました。
すると、切断面がパキパキ割れてこんな感じにΣ(・□・;)
グラインダー(刃はレンガ等切断用)に変更。
とてもきれいに・・という感じでもないですが、許容範囲です。
屋根材の準備もできたので、いよいよ固定というところですが、波板用の固定材も色々あります。
以前(3年位前?)小さなパーゴラを作成したときの残りの固定材もあるのですが、金額優先で塩ビ傘付きの固定釘でした。(屋根材も塩ビ製)
下から見ても結構劣化してきているのは分かるのですが、梯子に上り固定材の状況を確認してみました。
なんと・・・塩ビ製の傘は全てどこかに消え失せていて、錆び錆びの釘だけが残っていました。
(これはそのうち直すとして)
今回の屋根材はもう少ししっかりしたもので固定しようと、ポリカ製(用)の固定ビスを購入しました。
風の影響を考えるとやはり釘よりビスがいいかなと。
2山半重ねながら、5山ピッチで横桟に固定していきます。
全景です。
よい感じではないでしょうか。
これで雨の日でも、小屋前に脱ぎ捨てた靴が濡れなくて済みます。