我が家の屋外水栓は駐車場(ただの砕石敷)側にあり、ちょっと南側の庭エリアから遠いため、水撒きなどの際はホースをいっぱいまで伸ばしています。(井戸水を使用しています。)
緑や青色のホースだとちょっと浮いてしまうので、奮発してアンティークな感じのホースリールを当時購入しています。
屋外水栓設置前
今回は家の南側のウッドデッキ横に、屋外水栓を増設したいと思います。
家の建設時に井戸水の配管だけは近くまで施工してもらいました。10年間放置です^^;
配管の深さを確認するために掘削しています。
タイルシンクと水栓柱が完成したので、ようやく現地作業開始です。
図面作成・準備など
とりあえず大体の図面などを書いて嫁さんのイメージと違わないか確認します。(まだ既存配管のルートは正確には分かってないののですが)
屋外水栓の凍結防止検討を反映して不凍水抜栓+水栓柱で設置します。
水栓の高さや形状も検討します。
タイルシンクの位置が高めなので、水栓柱も長めのものが必要です。
そのため1.3m位の水栓柱を自作しました。
掘削~既存配管切断
不凍水抜栓を既存の配管途中に設置するため、掘削して配管を探します。
土を掘り進めて、配管のエルボを見つけました。
ここに不凍水抜栓を設置します。
配管の切断や接続ができるように更に掘り進めます。
水を止めて(井戸水なのでポンプを停止)配管を切断します。
狭いスペースでの作業だったのでいつもののこぎりが使用できず、グラインダーで切断しましたが、断然グラインダーの方が楽でした。
(今後は太めのパイプはグラインダーを使用します)
(グラインダーはいろんな用途で使用できるので必須工具です)
浸透シート敷~不凍水抜栓設置
水が浸透しやすいように砕石を敷いて、その上から透水シートの代わりに余っていた防草シートを敷くことで、埋め戻す土で砕石が目詰まりしないようにします。
そして不凍水抜栓付近の配管を接着して準備しておいたものを設置していきます。
水抜栓前後はパッキンを締め付ける袋ナット方式のため分解して、接着部分を接続後に、水抜栓本体を接続します。
(水抜栓の接続はパッキンを締め付けていくメカニカル方式のためシールテープは不要だったと思うのですが、この時は何も考えずシールテープを巻いて作業しました。とりあえず巻いても問題無さそうなのでそのまま使用します。この後、もう少しメカニカル接合のことを勉強しましたが、シールテープを巻くのはよくないようです。)
不凍水栓柱、設置完了です。
雨の中テントを張っての作業だったので、喜びのあまり、時間もおかずに通水していまいました。
漏れは無いようですが、もう少し待てばよかったかなと反省です。
バルブボックス設置
水抜栓は冬場は頻繁に使用することから、なるべく使いやすいように、なおかつ邪魔にならないように、地盤面ギリギリに設置しています。
バルブボックスで覆い、通常時は隠れている状態にします。
弁ボックスには125φのVU管を使用します。
売っているのは1m単位だったので、40cmに切断します。
配管部の穴をホールソウで開けて(木工用です)
(安いものでもあるのと無いのとでは大違いです)
更に画像のような形状にして上から被せることができるようにします。
水栓柱の上から被せて、回りが均等になるように調整しながら土を戻していきます。
回りを踏み固めながら土を埋め戻していきます。
最後に弁蓋を取り付けて、不凍水抜栓の設置完了です。
ここで水を止めることができるようになったので、水を止めた状態で既存の水栓を使用しながらの作業ができます。