水道管に凍結防止ヒーターを取付

本格的な寒さの前に、小屋に引き込んだ水道管に凍結防止ヒーターを取り付けます。

小屋に水道管を引き込んで、流し台を設置完了したのは春先だったので、初めての冬になります。

私の住む地域では屋外露出配管は間違いなく凍結するため(使用頻度にもよりますが)凍結防止ヒーターを巻くことにします。

一番ポピュラーなのはサーモ付きヒーターで、周囲の温度が低くなるとヒーターがオンになるというものですが、これは金属管専用です。

カクダイ 水道凍結防止帯 給湯・給水管兼用 1m 9698-1
金属管専用(鋼管・銅管・ステンレス管) 管温度3℃で通電開始、10℃で自動停止

これは私の使用しているHIVP管(樹脂管)などは、ヒーターの熱で管本体が溶ける危険性があるということでしょうか。
そこまでのリスクを背負いたくはないのでこちらの製品は止めておきます。

そこで使用したのはこちらの商品です。

日本電熱 日本電熱 凍結防止帯 プラチナヒーター 樹脂管 銅管用 1.0m GM-1 GM-1 本体: 奥行280cm 本体: 高さ2cm 本体: 幅2.5cm
自己温度制御タイプの為、周囲の温度環境に応じてヒーターの発熱量が自動的に増減し、一定温度を保ちます。(凍結シーズン以外でも電流が流れます。) ヒーターは、フッ素系樹脂で覆っていますので、樹脂管に安心してご使用できます。 ヒーターが細く、施工がスムーズです。 エコキュートのヒートポンプ配管にもご使用できます。 氷を解かす...

自己制御型というもので、ヒーター部の温度によって発熱量を制御してくれる、簡単にいえば熱くなりすぎることを防いでくれる製品であり、HIVP管にも使用できます。

実際に購入したのはコメリです

実際に暖かくなるヒーター部分はシルバーの箇所で黒いのは電源コードです。

ヒーターの準備ができたので、作業を開始します。
設置してある流し台を取り外すと、床を貫通している水道管とその横にはヒーター用に開けておいた直径1cm位の穴があります。

凍結防止ヒーターを小屋内部から穴を通して屋外部に70〜80cm程度出します。
ヒーターを地中部にも巻いておきたいので15cmほど掘削しています。

ヒーターを水道管に巻きつけて、ビニールテープで固定します。

その上からホームセンターで買ってきたワンタッチ保温チューブを巻いています。
配管がヒーターの分だけ太くなり、隙間ができてしまうので更に隙間の上から保温チューブを重ねます。

そしてキャンバステープ(黒いやつ)で保温材の上からぐるぐる巻いていきます。

キャンバステープ 屋外用 75mm幅×15m 厚み0.2mm 絹目 黒 (10個セット)
キャンバステープ 屋外用 75mm幅×15m 厚み0.2mm 絹目 黒 (10個セット)

巻き終わりをビニールテープで止めて埋め戻して屋外部分は完了です。

屋内にもヒーター部分が少し余ったので、屋外と同じような感じでヒーターを水道管に巻きつけて、保温チューブ・キャンバステープの順に巻いていきます。

そしてこんな感じになりました。

余分な配線があって分かりにくいですが、近くのコンセントに電源プラグをぶら下げてあるだけです。

最後にプラグをコンセントに差せば完了なのですが、ここで問題が。

電源をコンセントに差しっぱなしだとヒーターが入りっぱなしになってしまい、かといって凍結しそうな寒い夜だけコンセントに差すというのも無理があります。

せめて24時間タイマーで凍結の可能性がある時間帯だけ通電するなどの工夫が必要です。

リーベックス(Revex) コンセント タイマー スイッチ式 節電 省エネ対策 24時間 プログラムタイマー PT25
24時間を15分単位で何回でも、毎日自動的に電気器具の電源をON・OFFできる 不要な時は電気を消して節電に イルミネーションを自動で点灯・消灯 不在時の防犯照明 水槽のライトに 通電ランプ付き 設定時間の確認が分かりやすい トラッキング防止プラグ採用

私はスマートプラグというものを使用します。
スマホでアプリを使用して決まった時間に電源を入り切りしてくれるという優れもの。
(電気代の安い23時〜7時の間で通電するようにしました)

スマートプラグにヒーター電源を差して、今度こそ完了です。

(ヒーターの電源プラグから出ている緑の線は、接地端子付きコンセントの接地端子に接続してください。)

  おしまい

コメント

  1. […] 私はこれで水道管の凍結防止ヒーターのスケジュール管理をしたいと思います。 […]

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