新築から10年以上経過し、清掃レベルではどうにもならなくなってきたキッチンのワークトップ。
こだわりの木製キッチンにタイル。まさかこんな状態になるとは。
タイル間の目地だけでなく、シンク等とのすき間のコーキングも真っ茶色!
今回は古い目地とコーキングをできるだけ取り除き、新しくしたいと思います。
シンク取り外し
最初にシンク(流し台)を取り外します。
(シンク回りの目地やコーキングが最も汚れていたので)
シンク回りのコーキングをカッターで切断しておきます。
給水管と給湯管の止水バルブを閉じて、ユニオン部分で取り外します。
画像にはないですが、このあと排水管も取り外しています。
下から覗いた感じだとシンクを固定しているようなものは見当たらなかったので、この状態で下からシンクを押し上げてみたところ、、
動いた!!
画像でもお分かりかと思いますが、我が家のシンクは陶器なので結構重く、どこかに固定してあるのかなと思うほど、なかなか動きませんでした。
この状態のままシンクを外したかったのですが、水栓の配管などが付いた状態だとシンクをかなり高い位置まで持ち上げる必要があり、1人では難しそうなので諦めて水栓を取り外すことにしました。
水栓の取付状態を確認しておきます。シンク下からの作業は狭くて大変そうです。(専用工具がないとそのまま取り外しは難しいかもしれないです)
今回は画像のようにシンクを持ち上げて横から作業します。
水栓の分解図を確認します。
シンクに水栓を固定しているのは17mmのナット一本のようです。
ナットを外す前にシャワー水栓用のカプラーを外します。
その後ナットを外して水栓を取り外そうとしたのですが、各ホースの接続金具の径が大きくてそのままでは外すことができず、金具などを取り外しています。
(写真は撮り忘れたので、水栓復旧時の様子をご覧ください。)
シャワーホース用のおもり(ホースがスムーズに引き込まれるようにするものでしょうか)も取り外すのでおよその位置を確認しておきます。
水栓を取り外しが完了しました。
そして持ち上げやすくなったシンクをなんとかワークートップから取り外します。
ステンレスやホーローなどのシンクならこんな苦労せず簡単に取り外すことができたんだろうな~、と思いながらとりあえず取り外し完了です。
IHコンロ取り外し
続いてIHコンロの取り外しですが、こちらはそれほど難しくないです。
我が家のコンロはパナソニックの「KZ-ES32BP」というものです。
まず、右側のパネルを外します。
ちょっとした爪があるだけなので、「パカッ」と外れます。 左側のちょっとしたプラスチックカバーも同様に外します。
上部の細長い金具を取り外すと固定用のネジが出てきます。
このネジを緩めると、固定している金具が緩んでいきます。
次に上部から背面側を固定しているネジを緩めます。
フリー状態になったコンロを後ろ側に押し出すように持ち上げていきます。
電源プラグを外して、難なく取り外し完了です。
タイル目地の除去
やっとワークトップ上の作業ができる状態になりました。
シンク回りのコーキングをカッターなどで除去していきます。
タイル目地の除去はマイナスドライバーでコツコツと削りました。
ホームセンターで、便利な道具がないかと探してみたのですがなかなか見つからず、結局マイナスドライバーで地道に削ることになりました。
後々調べてみるとこんなものがあるようです。
またこんな感じのミニルーターが使えたのかな~
タイル周囲と開口部をビニル養生して、目地の除去開始です。
これだけの目地を削るのにも結構時間がかかります。
途中からは嫁さんも仕事から帰ってきたので、2人して無心で目地を削り続け、半日程度かけてようやく全体の目地を削りとりました。(左手のくるぶし辺りが3日間位痛かったです)
タイルの端っこを結構割ってしまいましたが、仕方ないかなと。
ちょっと分かりにくいですが全体画像。
夕方過ぎまで作業し、1日目の作業終了。
シンクが使えないので、本日はお弁当です。
おしまい
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