今回は小屋の前に、タイル風なコンクリート(モルタル)舗装をつくって、勢力を拡大しているヒメイワダレソウや雑草を食い止めようとおもいます。
一人でコツコツ作るために金枠を使用します。
モルタル用金枠を加工
使用するのはこんな感じのモルタル用金枠。
ちょうどレンガぐらいの大きさになるのですが、本物のレンガも周辺に敷いているので、あえて大きさを変えることに。
グラインダーでカットし、ヤスリで削っています。
そして更に、コンパウンドで磨きます。
(モルタルから金枠を取り外す時に、切断箇所が引っ掛かるとイヤなので、できるだけ切断面は滑らかにしておきます。)
こうして出来上がったのが、こちらのスクエア型金枠。
世界に1つだけの製品です。(大げさ)
すき取り・整地
舗装範囲より一回り大きな範囲に丁張りを設置します。
仕上げ面のレベルを決めて、丁張りは+10cmで設置しました。
今回は、下地に砕石を敷いたりせず、土の上にそのままモルタルを流し込むため、仕上げ面より4cm 低くすき取ります。
(金枠の厚みが4cmなので)
製作した治具を丁張りに乗せながら、スコップで整地していきます。
すき取った土については、最近はジモティーで無料で引き取ってもらうようにしています。
(置いておく場所もないので非常に助かります。)
治具を修正しながら、整地面を仕上げていきます。
すき取り作業完了です。
金枠設置・モルタル打ち
金枠が曲がっていかないように、水糸を張ります。
水糸に合わせて、位置と高さを調整しながら、金枠を置いていきます。
続いてモルタルを充填していくのですが、その前にモルタル練りです。
型枠一個当たりの使用量は、モルタルの比重を2.0として
0.4×0.4×0.04=0.0064m3×2000 =12.8kg
モルタルはセメント1袋(25kg)に砂3袋(20kg×3)の割合で作っているので、トロ舟で無理なく作れるモルタルは、
(砂20kg×2)+(セメント16kg) =56kg
トロ船1杯分で作れる個数は
56kg/12.8kg =4.375→4個
4個作れて、若干余る位になりそうです。
早速モルタルを練って、金枠に流し込みます。
継ぎ足しながら、金枠の天端に合わせてコテで仕上げます。
固まるまで少し待ちます。
15~20分くらいでしょうか。
金づちなどで軽く叩きながら、なるべく平行に、金枠を持ち上げていきます。
角部分は、若干ガタガタしていますが、とりあえず次の金枠を設置して作業を続けます。
コテで仕上げているところ。
作業もどんどん進み、すでに6個目の作業中です。
さらに作業を進めていきます。
広い面については概ね完成です。
角部分の面取り作業など
モルタルが固まったところで面取り作業をします。
使用するのはグラインダーです。
(刃はタイル用を使用しました。)
それなりにキレイになりました。
作業中の写真はないです(;^_^A
そして、もう少しだけモルタルタイルを追加していきます。
余ったモルタルは?
一日の作業が終わり、中途半端に余ったモルタルをどう処理するかは、いつも悩みどころでした。 しかし、今後は購入した金枠を利用して、タイルを作っておこうと思います。
作製したモルタルタイルは、今後何かに使えるはずです。
目地埋めなど
レンガの目地などは、砂や珪砂を入れようかと考えていましたが、ネットなどを検索していると、「まさ王」などの固まる土を使用している例をいくつか見かけました。
さらに成分として含まれる塗料によって、無機質なコンクリート色が、味のあるタイルみたいになってるサイトを発見したので真似をしてみることに。
乾いたモルタルタイルにまさ王を撒いて、目地に詰めていきます。
タイル表面にも色を付けたいので、完全に流しきらないようにしながら、水を掛けていきます。
何度か作業を繰り返し、薄っすらと茶系の色が付いてきたような。
乾いたところです。 思ったほどではなかったですが、なんとなく色がついた気はします。
砂利敷き・ウッドデッキ面隠し
モルタルタイルとウッドデッキの間には屋根から雨水が落ちてくるため、砂利敷きにしました。
画像は無いですが、防草シートも敷いています。
ここで嫁さんから要望が。
「ウッドデッキ下の基礎とかが見えないようにしたい」と。
急きょ、余っていた野地板を貼ってみることにします。
小屋に合わせて、白系の色を塗ります。
ウッドデッキのネダからぶら下げる感じで取り付けていきます。
前づらが合うように、スペーサーを噛ませて取り付けています。
思ったよりいい感じになったような。
最後はやっぱり緑のトッピングを
概ね完成したのですが、なんだか無機質で味気ない感じです。
やっぱり緑が必要かな。
レンガとの隙間に、別の場所から持ってきたクリーピングタイムを移植することにしました。
初めての金枠を使用したモルタルタイル舗装完成〜
このクリーピングタイムがレンガに侵食してくる頃には、きっと全体が馴染んできて良い雰囲気になってるはずです。
おしまい
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