パンクした2台の自転車。
1台は前輪、1台は後輪です。
今回は、前輪をチューブ交換(タイヤ交換も一緒に)、後輪をパッチ修理したいと思います。
どちらが簡単なのでしょうか。
パッチ修理
パンク修理で一般的な「パッチ修理」
自転車は、横に寝かせて作業します。
パッチ修理の道具は100均で十分揃います。
(厳密にはナットを外すスパナなどが必要です)
私は以前購入したものがありましたが、ゴムのりなどは古くなると十分な効果が得られないため、その都度買うぐらいでもいいかなと思います。
最初は、空気バルブ部のナットを外し、フレームから外します。
タイヤレバーを使って、タイヤの片側をフレームから外します。
チューブをタイヤから引っ張りだして、穴あき箇所の確認をしていきます。
取り出したチューブに空気を入れてみると、穴あき箇所から空気が「シューシュー」漏れてきて、すぐに分かりました。
(分かりにくい時は、水バケツに入れて確認します)
穴あき箇所からちょっと離れた場所にマーキングしておきます。
(直近だとやすりがけで消えてしまいます)
やすりがけ(60番でしました)を行ったら、ゴムのりを薄く塗って乾くまで待ちます。(3分くらい?)
(私は忘れましたが、やすりがけ後、表面をキレイにすること)
★メモ ・やすりがけは縦・横・斜めと丁寧に行う。 ・表面の汚れを水ぞうきん等でキレイに落とす。 ・ゴムのりは薄く広く、そして完全に乾くまで待つこと。
ゴムのりが乾いたら、パッチのアルミ箔を剥がしてチューブに貼り付けます。
以前はゴムハンマーで叩いていましたが、画像のようにヘラで押し付けてやる方が、まんべんなく接着できるような気がします。
併用すれば尚よいかと。
透明テープを剥がしたところ、ちょっと端部が剥がれてしまいました。
ちょっと、のりが少なかったかもしれません。
(それとも古かったか?)
修理箇所を水バケツに入れて漏れがないことを確認します。
もちろん、修理箇所以外にも漏れがないことを確認しておきましょう。
あとは、取り外したときの逆の要領で元に戻せば完成です。
1台目パンク修理完成。
チューブ交換
2台目は前輪のチューブ交換です。
こちらは購入して5年はタイヤ交換を行っていないので、併せてタイヤ交換を行った方が良さそうかなと判断し、チューブ交換を行うことにしました。
自転車はひっくり返した状態で行います。
今回使用したタイヤとチューブのセットです。
今回は、車輪組込タイプのダイナモを使用したライトだったので、この配線を取り外します。
画像あたりの配線接続部をちょっと引っ張るだけで外れました。
あとはナットを外すだけですが、この時に一緒に外れてしまうかごや泥除けの支えなどの順番を確認しておきます。
写真をとっておくと、組み付ける時に確認できて便利ですよ。
外した車輪は、パッチ修理の時と同様に、タイヤレバーを使用してタイヤ・チューブを交換します。
車輪が外れている分、交換は楽ちんです。
これは、交換前後のタイヤですが(左は古いもの、右は新品)、ひび割れがひどいです。
ちょっと怖い感じですね。
外した反対の手順で車輪を組み付ければ完成です。
まとめ
チューブ交換(前輪)とパッチ修理、どっちが楽か?
個人的は、チューブ交換の方が楽な感じでしょうか。
パンク箇所の確認もしなくていいし、新品を使用することで気分もいいし(関係ないか)
タイヤを含めて古くなっている場合は、迷わずチューブ交換でしょうかね。
ただし、今回の比較は、チューブ交換は前輪前提で。
今回後輪がパンクした1台は、1年ほど前にタイヤ及びチューブ交換をしているので、パッチ修理としました。
後輪のチューブ交換ということになれば一気に難易度は上がりますのでご注意を!
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