初めてのエアコン設置DIY|室外機設置~完成

今回は室外機の設置~真空引き~試運転作業です。

室外機据え付け

一応、室外機付近までの冷媒管は完了していたのですが、前回作業の室内機からのフレアー接続部が不安だったので、結局トルクレンチを購入してし、フレアーを再度締め直すことにしました。

スーパーツール製の新古品を、メルカリで6,000円位でゲットしました。

22mmの方はグリップが緩かったので、接着剤で固定したら問題なく使用できました。

スーパーツール(SUPERTOOL) スーパートルクレンチ2本セット(校正証明書付) STW2HS
●新冷媒に対応した締付トルク設定。 ●設定トルクに達すると、カチッと音がした時点で締付が完了。

キチンと締め付けられたか心配だった屋内機のフレア部分ですが、トルクレンチで締め直したところ、少し増し締めされたようなので、ちょっと緩めだったのかもしれません。
やはり最初からトルクレンチは購入するべきだったかな~。

気を取り直して、室外機の作業開始です。

ホームセンターで購入したプラスチック基礎を水平にしてエアコンを載せます。
1個100円くらいのものもありましたが、ちょっとだけ高いものにしています。

因幡電工(INABA DENKO) 樹脂製エアコン据付台 プラロック PR-351N-I アイボリー
軽くて強い! 樹脂製エアコン据付台(クーラー取付台) プラロック ・軽量で耐候性、耐荷重性に優れた樹脂製エアコン据付台 ・レールミゾ付で簡単に機器をボルト止めする安全設計のため、室外機の自然移動がない ・独特な開放構造のため外気の高温(50...

冷媒管を接続していきます。

一旦手締めして、マーキングした後に、ナイログを塗ってトルクレンチで締め付けます。

アサダ RT201B ナイログ青ガス漏れ防止剤(全フロン対応)
ナイログ青 全フロン対応 ナイログの成分は冷凍機油のため、システム内のオイルに混入しても影響ありません 圧力の高い新冷媒のフレア部のシールに最適。HFC系(非共沸・疑似共沸)冷媒のリークによるトラブルを防止

全ての作業の中で、接続箇所の漏れが一番心配なので、少しでも失敗の可能性が減らせるのならと、ナイログも購入していました。

これで、エアコン及び冷媒管の設置作業は完了です。

真空引き作業

アマゾンで購入したチャージングホースです。

いろいろの試した結果、不安の残る製品だったので、残念ながら買い直しとなりました。

そして、こちらが買い直したマニホールドゲージ
メルカリで、ROBINAIRの中古セットを購入しました。

アマゾンで購入したコントロールバルブを、エアコンのチャージ口に接続して真空引き作業を開始。
真空ポンプもアマゾンで安いものを購入しています。

これで、ゲージが-0.1Mpaになれば、オッケーなのですが・・・

全く、ゲージの針が-0.1Mpaに進んでいきません。
どこからか漏れていることは間違いなさそうなので、まずは漏れ箇所の探すことに!

もともとガス漏れ確認のために、こんなものを購入しておいたのですが、本当にガス漏れ箇所を探すことになってしまった。

ガス漏れ検知スプレー ギュッポフレックス
大手都市ガス・業界で大活躍 ご家庭使用可! ※検知能力:JIS Z 2329 2002に適合しています。

こういう製品を使用するには、真空状態では確認できないため、管内を加圧する必要があります。
今回は、自転車の空気入れで冷媒管に1Mpa程度の圧力がかけられるような、簡易的な試験機を使用して、漏れ箇所を特定していきます。

そして漏れ検知スプレーでの確認の結果、漏れ箇所はアマゾンで購入したコントロールバルブ

これ以上、作業を中断したくなかったので、ちょっと高かったのですが、近所のビバホームでTASCOのコントロールバルブを追加購入しました。

イチネンTASCO TA166ZA 耐圧兼用型チャージバルブ エアコン
ショートサイズなので狭い場所でも接続することができます。 新機構採用で耐圧性能がさらに上がりました。

気を取り直して、真空引き再開です。

今度はすぐにー0.1Mpaまで、到達しました。

一応20分くらい真空ポンプを運転したあと、バルブを閉め、1時間ほど放置しましたが、圧力が変化する気配もないため、無事真空引きできたようです。

冷媒充填・試運転

液管側のサービスバルブを一時的に開放し、再度フレアー箇所の漏れ確認を行いました。
(先ほどの簡易的な圧力試験機では、1Mpa程度が限界なので、実際に冷媒が充填されて状態での確認作業は必須です)

漏れの無いことを確認し、最後は電源線の接続です。
今回は3Cケーブルの代用として2Cケーブルを2本使用しています。

室内機側の電源も接続し、試運転ボタンをポチッと。

オーー!
冷たい風が出る。
(`・∀・´)エッヘン!!

最後は、冷媒管の仕上げテープ巻きや、穴埋め・防水をして完了です。

無事エアコン設置完了しました。

まとめ

エアコン購入したのは夏の始まりだったのですが、工具の準備・買い直しに時間を要し、実際に作業完了したのはお盆ごろになってしまいました。

直接エアコン設置作業に要したのはおよそ2日間です。
エアコン設置のための工具は、他の作業で使用できないものが多いため、安い道具でなんとかしようとしたのですが、なかなかうまくいかず、検討の繰り返しでした。

買い直しした工具の費用を足していくと、そこそこの金額になっているのですが、それでも店舗で購入・設置してもらうのとトントンぐらいだったので、いい勉強になったかなと思います。

工具の費用を考えると、誰にでもおススメできるわけでもないですが、逆にそれなり工具を揃えれば、それほど難易度の高い作業でもないかなと思います。

モンキーレンチだけで設置できるという動画もあるのですが、やはり経験がないと、ちょっとハードルは高いのかなと感じました。
(その動画は理にかなっており、とても参考になる動画です。)

今回は1台だけの設置だったのですが、2台目、3代目の設置があれば、かなりお得になっていくのかな。

なにわともあれ、エアコン設置作業、無事完了です。

 

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