今回は室外機の設置~真空引き~試運転作業です。
室外機据え付け
一応、室外機付近までの冷媒管は完了していたのですが、前回作業の室内機からのフレアー接続部が不安だったので、結局トルクレンチを購入してし、フレアーを再度締め直すことにしました。
スーパーツール製の新古品を、メルカリで6,000円位でゲットしました。
22mmの方はグリップが緩かったので、接着剤で固定したら問題なく使用できました。
キチンと締め付けられたか心配だった屋内機のフレア部分ですが、トルクレンチで締め直したところ、少し増し締めされたようなので、ちょっと緩めだったのかもしれません。
やはり最初からトルクレンチは購入するべきだったかな~。
気を取り直して、室外機の作業開始です。
ホームセンターで購入したプラスチック基礎を水平にしてエアコンを載せます。
1個100円くらいのものもありましたが、ちょっとだけ高いものにしています。
冷媒管を接続していきます。
一旦手締めして、マーキングした後に、ナイログを塗ってトルクレンチで締め付けます。
全ての作業の中で、接続箇所の漏れが一番心配なので、少しでも失敗の可能性が減らせるのならと、ナイログも購入していました。
これで、エアコン及び冷媒管の設置作業は完了です。
真空引き作業
アマゾンで購入したチャージングホースです。
いろいろの試した結果、不安の残る製品だったので、残念ながら買い直しとなりました。
そして、こちらが買い直したマニホールドゲージ
メルカリで、ROBINAIRの中古セットを購入しました。
アマゾンで購入したコントロールバルブを、エアコンのチャージ口に接続して真空引き作業を開始。
真空ポンプもアマゾンで安いものを購入しています。
これで、ゲージが-0.1Mpaになれば、オッケーなのですが・・・
全く、ゲージの針が-0.1Mpaに進んでいきません。
どこからか漏れていることは間違いなさそうなので、まずは漏れ箇所の探すことに!
もともとガス漏れ確認のために、こんなものを購入しておいたのですが、本当にガス漏れ箇所を探すことになってしまった。
こういう製品を使用するには、真空状態では確認できないため、管内を加圧する必要があります。
今回は、自転車の空気入れで冷媒管に1Mpa程度の圧力がかけられるような、簡易的な試験機を使用して、漏れ箇所を特定していきます。
そして漏れ検知スプレーでの確認の結果、漏れ箇所はアマゾンで購入したコントロールバルブ。
これ以上、作業を中断したくなかったので、ちょっと高かったのですが、近所のビバホームでTASCOのコントロールバルブを追加購入しました。
気を取り直して、真空引き再開です。
今度はすぐにー0.1Mpaまで、到達しました。
一応20分くらい真空ポンプを運転したあと、バルブを閉め、1時間ほど放置しましたが、圧力が変化する気配もないため、無事真空引きできたようです。
冷媒充填・試運転
液管側のサービスバルブを一時的に開放し、再度フレアー箇所の漏れ確認を行いました。
(先ほどの簡易的な圧力試験機では、1Mpa程度が限界なので、実際に冷媒が充填されて状態での確認作業は必須です)
漏れの無いことを確認し、最後は電源線の接続です。
今回は3Cケーブルの代用として2Cケーブルを2本使用しています。
室内機側の電源も接続し、試運転ボタンをポチッと。
オーー!
冷たい風が出る。
(`・∀・´)エッヘン!!
最後は、冷媒管の仕上げテープ巻きや、穴埋め・防水をして完了です。
無事エアコン設置完了しました。
まとめ
エアコン購入したのは夏の始まりだったのですが、工具の準備・買い直しに時間を要し、実際に作業完了したのはお盆ごろになってしまいました。
直接エアコン設置作業に要したのはおよそ2日間です。
エアコン設置のための工具は、他の作業で使用できないものが多いため、安い道具でなんとかしようとしたのですが、なかなかうまくいかず、検討の繰り返しでした。
買い直しした工具の費用を足していくと、そこそこの金額になっているのですが、それでも店舗で購入・設置してもらうのとトントンぐらいだったので、いい勉強になったかなと思います。
工具の費用を考えると、誰にでもおススメできるわけでもないですが、逆にそれなり工具を揃えれば、それほど難易度の高い作業でもないかなと思います。
モンキーレンチだけで設置できるという動画もあるのですが、やはり経験がないと、ちょっとハードルは高いのかなと感じました。
(その動画は理にかなっており、とても参考になる動画です。)
今回は1台だけの設置だったのですが、2台目、3代目の設置があれば、かなりお得になっていくのかな。
なにわともあれ、エアコン設置作業、無事完了です。
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