先日子供が出かけた先で自転車の鍵を無くしました
とりあえず迎えに行き、自転車を車に乗せて帰ってきて、以前も一度使用した「傘鍵」で開錠することにしました。
悪戦苦闘しながら、なんとか解錠できたのですが、いまいちコツが分からないままなので、今回はこのリング錠(馬蹄錠)を分解して内部構造を確認してみます。
傘鍵とは
傘を広げる時に押すパーツのことで、自転車の鍵を無くした時の代用パーツとして多くのサイトで紹介されています。
作り方など、たくさんの情報があるためこのサイトでは割愛しています。
分解・内部確認
解錠して自転車から取り外したリング錠と折れ曲がった傘鍵です。
傘鍵の強度がもう少し高ければ鍵を開けるのも楽だと思うのですが。
最初は鍵を差し込む付近だけ分解してみました。
が、ロックされている箇所がよく見えません。
もう少し範囲を分解範囲を広げてみました。
こちらが鍵がかかっていない状態で、〇部分がロックする爪です。
取っ手をスライドさせていくと、爪が引っ掛かる溝(〇部分)が現れてきます。
取っ手を更にスライドさせていくと、爪(〇)が溝(〇)にピッタリはまり、鍵がかかった状態になります。
ロックする爪部分を分解した状態です。
分解した爪の裏側には〇部分はちょっと出っ張りがあります。
開錠のコツは
解錠するということは、先ほどの画像のロックした爪を溝から引き抜く必要があります。
傘鍵の適正な差込み深さ
爪の裏側の出っ張り〇部分に対して、テコを利用して矢印方向に力をかけます。
この時に、「傘鍵」の先端部付近が〇部分に当たるような感じが、最も力がかかりやすいです。
分かりやすいように、傘鍵の隠れている部分を表に出しています。
鍵の内側に隠れる部分は、およそ先端部から3cmぐらいです。
傘鍵の動作以外に必要なこと
解錠の際は、リング錠の取っ手を施錠するときの方向に力を掛けた状態で行うことが重要です。
元々安価なこの形状の鍵は、引っ掛かりが強く、純正の鍵でもスムーズに動かないことも多いため、少しでも抵抗を少なくする必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
内部の形状が分かることで対処の仕方も変わってくるのでないかと思います。
是非、鍵の紛失の際は(無くさないのが一番ですが)お試し下さい。
おしまい
追記 こちらはGORINという割とオーソドックスな鍵の形状だと思っていますが、寸法などを含めて色々異なることもあるかもしれませんのでご了承下さい。
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